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気分屋日記

何でも鑑定団を見て思った。有田焼って何?

タイトルの通り何でも鑑定団を見ていて思いました。有田焼って何なんでしょうか?そもそも磁器の名称と同名の佐賀県の有田町や周辺で手がけられている磁器を有田焼と呼び、有田焼の歴史が始まったのは17世紀まで遡ります。

最古の焼き物

国内に様々な磁器が存在している中で最も古い有田焼は、17世紀に入って間もない頃に朝鮮にて陶磁に関して精通していた人物が山にて磁器を生み出すための原材料の陶石を見つけ出した事がきっかけで、国内において初めて磁器が手がけられた歴史を有しています。

海を渡った古伊万里

有田は港を有していないが故に、伊万里港にて出荷が行われていて伊万里焼と呼ばれる事もありますが各時代によって呼ばれ方には差異があり、明治時代を過ぎてから手がけられた物は有田焼と呼ばれるのに対し、明治時代以前の物は伊万里焼もしくは古伊万里と呼ばれる上に各々が独立して広まっています。

有田焼三様式

さらに3つに細分化されているのも有田焼の特徴で、1610年から1650年までの初期段階で手がけられた初期伊万里は素地の厚みが取り分けて厚い上に、単色が多様されていて素朴な印象です。 そのように単色が多様されていた様子は次第に変化していき、陶磁器のために作られた絵の具を活用して色とりどりの色が表現されていますし、当時著しく画期的であると評されたのはもちろん今日でも変わらない高い支持を得ています。